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ナイキ ズームフライ フライニットのレビュー 反発を活かせれたら素晴らしいシューズ

こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!

ズームフライ、ズームフライ sp Fastについてレビューをしてきましたが、先月ナイキからまた新しい靴が出ました。

 

ズームフライ フライニット!

アッパーはナイキ独自のフライニット素材なので、通常の『布部分+補強部分』ではなく『1枚の編み込みニット』になっています。

また、もう一つの大きな変化が、ソールに仕込まれたプレートがカーボンナイロンからカーボンに!こちらはあのヴェイパーフライ4%と同じものというから、反発力に期待が高まりますね!

早速購入して使ってみましたので、使用感・サイズ感などのレビューです!

 

ズームフライ フライニットとは?

その名の通り、アッパーがフライニットになっているので、薄い・1枚の編み込み素材になっています。一枚の編み込みと言っても密度に変化をつけることで、場所によって通気性を上げたり、耐久性やホールド感を上げたりと調整されています。紐の通し方も通常版とは異なっていて、こちらは穴が5個ですが、通常版は7個あります。

 

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参考までにコチラ通常版です。穴が7個あるうち、6個目までしか通していませんが…

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踵周りは補強も通常版やsp Fastと比べると弱くなっているイメージです。

あと、履く時に指を引っ掛けるループが追加されていますね!

アウトソールは通常・sp Fastと同じように見えます。

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ズームフライ フライニットの価格

税込み17,280円。通常版からお値段据え置きです!

  • フライニット:17,280円
  • 通常版   :17,280円
  • sp Fast   :18,360円

でも通常版が値段が下がりはじめ、ポイント込だと実質10,000円程度で買えるときもある中で、やはり最近のシューズの高さを感じてしまいます(^^;

一昔前まで15,000円超えるシューズなんて全然見なかった気がしますが…

 

ズームフライ フライニットと通常版の違いについて

大きな違いは冒頭にも触れたとおり、以下の2点です。

  • アッパーがフライニット素材になった
  • プレートがカーボンナイロンからカーボンになった

これによる変化について見ていきたいと思います。

 

ズームフライ フライニットの重量は通常版とほぼ同じ?

通常版は25.5cmで約218g、28cmで約238gでした。

フライニットといえば、初めて採用された時に『補強パーツが無くなった分、軽量化が出来て世界最軽量レベル!』のレースシューズが発売されました。

なので今回も軽量化に期待がかかったのですが・・・

意外にも重さは通常版とほぼ同じでした。

これはカーボンプレートのほうがナイロンカーボンよりも重いということでしょうか…?

履いた感覚としては重さの違いはわかりません。

 

ところがこの靴は軽い

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通常版とは同じ重さですが、アッパーがフライニットで薄くなった分、雨が降った時やトライアスロンのように水をかける時、水を吸いにくいこの靴は重量に大きな差が生まれます。これはsp Fastと同様のメリットですね!素材的にはsp Fastの方が水を吸いにくい気がします。

まだ雨の中はいてみませんが…時間が出来たらわざと濡らして3種類の重さ比較もしてみたいところです。笑

 

ズームフライ フライニットの乾く速さ

洗ったあとの乾きやすさも、水の吸いやすさと同様に『sp Fast > フライニット > 通常』となります。

sp Fastの記事でも書きましたが、速く乾くということは連日使いたいときにも便利で、臭くなりにくい

 

これは重要。

 

踵周りの素材が柔らかい 

通常版に比べ、踵周りのあたりがかなりソフトです。薄い靴下でも擦れることがありません。

薄くて履きやすく、水を吸う量が少ない靴下を使えることも、レース用シューズとして適した条件です。

 

ズームフライ フライニットで走った感覚について 

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これは通常版やsp Fastとはかなり違いました!

確かに反発が強いのですが、それ以上に『反発が早い』というイメージが強いです。

なので、いつもより早く押し返される→接地時間が短くなる→ピッチも上がる→ペースが上がる。

 

この靴で速く走れるか?と聞かれたら、私は速く走れました。

 

最初は・・・笑

 

ピッチも上がっているので、やはり疲れてきます。ピッチが落ちてくると、この靴の反発と自分が力を加えるタイミングがズレて、うまく反発が活かせていない感覚になります。

この靴にあったピッチ・接地時間で走れると速くなりそうです。

そこは要練習ですね…(でも『シューズに走らされる』感じもしますが…)

 

個人的にはIRONMANのラン(42.195km)では、まだこの靴を使えるレベルではなくsp Fastかなと感じています。

ショートレースなどでは10kmだけなので、このシューズの反発を活かす走りができるとタイム短縮が狙えないかな?と考えています。フライニット素材でシームレスなので、靴下を履かなくても擦れなければショート用としてはさらに良いですね!

フルマラソンの大会だったらこれでうまく走れたら自己ベスト狙えるかも?というポテンシャルを感じさせてくれます!

 

ズームフライ フライニットの耐久性は?

通常版は、プレートの反発は徐々に落ちるもののソール部分の耐久性は1000km走っても問題なく使えました。(むしろ反発がなくなる分、クッション性が増した感覚すらもあり、ジョグ用として活用しています)

こちらはヴェイパーフライ4%と同じカーボンプレートで、4%が100~200kmの耐久性と言われていることから、通常版より速く反発が落ちるかもしれません。(ミッドソールの種類も違うので一概には言えませんが)

フライニットは何度かレース用に使って、それから練習用というパターンが無難かもしれません。

 

サイズ感について

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私は26.5cmに薄めの靴下でジャストサイズでした。

参考までに、通常版が26.5cmに厚めの靴下でジャストで、sp Fastは薄めの靴下でも通常版の時よりも若干小さめくらいでした。

少し気になるのは、通常版やsp Fastよりも若干細い気がします。長さは2つの中間という感じでしょうか…

なので、通常版よりも0.5cm大きく買ってもいいでしょう。そこは試着して確認したほうがいいと思います。

 

参考までに、他の靴はこんな感じです。

27.0cm

アディゼロ タクミ sen、アディゼロ ジャパンブースト

 

26.5cm

ターサージャパン、ターサージール5、クラウドフロー、ズームフライ(厚め靴下)、ズームフライsp Fast(薄め靴下、少しキツめ)

 

26.0cm

クラウドフラッシュ(ショートレース用に裸足前提)

 

まとめ

高い反発性と早い反発を持っているので、この靴が合う人にはかなりいいシューズとなりそうです。

水も吸いにくいですし、フライニット素材なので靴下無しで擦れなければ、トライアスロンのショートレース用として選択肢に入れたいです!

一方で、靴の反発と自分の反発のタイミングが合わないと活かすことが出来ないため、ピッチも落ちやすいIRONMANの様な長いレースでは少し躊躇います。

 

通常のズームフライではどうも反発が遅くてタイミングが合わない、という方は一度試してみてはいかがでしょうか!?

 

www.tktrytokona.com

 

 
 
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