パパサラリーマン、KONAへの挑戦

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バイクも楽になる!?トライアスロンのスイムもキック練習をしよう!

こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!

 

スイムにキック練習は必要なんだろうか…

トライアスロンのスイム練習をしていて迷うポイントの1つはここではないでしょうか?

以前はやっていませんでしたが、最近は私もキックを取り入れています。

だって2ビートで軽く打つだけだし、ウェット着てるから浮くじゃん。

水中での姿勢維持だけではなく、バイクのためにも必要なんです!

ということで今回はスイムのキック練習がトライアスロンにおいてどのように活かされるかです!

 

トライアスロンにおけるスイムのキック

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トライアスロンでは競泳とは違って、

  • コースロープで仕切られていない
  • 流れや波がある
  • 人とぶつかる
  • スイムの後にバイクとランがある

という特徴があります。

その結果、キックの役割も競泳と異なるものになります。(もちろんショートレースなどで「平均的な速度を上げる」という競泳と同様の目的で使うこともあります。)

  • フローティングスタートで加速するために使う
  • ドラフティングをするため前との差を詰める時に使う
  • 波にあおられたり人と接触した後、姿勢を立て直すために使う

また、後にバイクとランが控えていることから、なるべく脚を消耗したくないと考えますよね?

そのための方針が、①普段は2ビートのキックで負担を減らす 練習で鍛えておくことで、2ビートが楽になる と考えられます。

 

1.フローティングスタートで加速するために使う

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競泳ではスタートは飛び込み、ターンの後は壁キックなので、『速度0から発進する』という状況が発生しません。

一方でトライアスロンにはその状況になる場合があります。

 1つはフローティングスタート。これは水に浮いて静止状態からスタートするので速度0からの発進が必要になります。

もう1つは、周回コースで飛び込みがある時。

エイジレースでは頭から飛び込むことが基本的には許可されていません。つまり、一度脚からドボンと飛び込み、その速度0の状態から発進する必要があります。

 

そんな時にキックを上手に使ってスムーズに流れに乗る必要があります!

まぁそれほどスタートから急ぐ訳じゃないし・・・

前から離されたら次に出てくるドラフティングが出来ないし、流れに乗れないと後ろの人に乗られたりして危ないよ!

 

2.ドラフティングをするために前との差を詰める

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スクールなどで練習している方は、普段のプールにおける練習でも、そのコースの先頭で泳ぐか2番目以降で泳ぐかでインターバルのキツさが変わることは感じていると思います。  

体感では、『1人だと200mのインターバルの時は3分00秒くらいで戻ってくるけど、前に人がいると同じ力でも2分50秒~55秒では帰ってこれる』くらい違います。

仮に100mで5秒違えば、1500mなら1分15秒、IRONMANなら3分以上の違いになります。

これが自分の力を使わずできるって大きいですよね?

だからオープンウォータースイムでは前の人との差を詰めてドラフティングを狙うんです。

 

とは言っても前の人も自分と同じか少し速いくらいで泳いでいるから前にいます。笑

つまり一時的にでもペースあげないと追いつけない。

そんな時に6ビートのキックが上手ければ、少しキックを強めるだけで追いつけます。

一方、キックが下手だと、頑張ってバタバタしても息ばかりあがってペースはなかなか上がらなかったりします(;´Д`A

と言うことでキック練習をがんばりましょう!

 

3.波にあおられたり人と接触した後、姿勢を立て直すために使う

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ご存知の通り、トライアスロンのスイムは海の波や人との接触の中で実施されます。

日本の大会は穏やかでないと開催されませんが、海外は波に酔うくらいの事もあります

そんな中ではプールのようにきれいに泳ぐことは出来ず、水中でのバランスも崩しがち…

そんなときでもストロークに合わせてキック1発でうまくポジションを戻せるようになります。

こればかりはプールでの練習だけでなく実戦での慣れもいりますが、手や脚で水を自在にコントロールできるようになっていることが前提条件になります。

 

4.バイクのために強化しておく

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トライアスロンはスイムの後にバイク、ランと続くため、特に陸に上がってからが長いロングでは足を残しておきたいもの。

だから2ビートで打つ人が多いと思います。

 

ちょっと話は変わって、ランで例えます。

 

『キロ6分で1時間走る』

 

そう聞いた時、どういうイメージを持つでしょうか?

そのように感じる人も多いのではないでしょうか?

 

でもそう感じるのは『普段がもっと速いペースで走っている』からであって、普段走っていない人とか20分程度しかジョギングしない人からすると、

いやそれは結構しんどい… 

と、なります。 

 

それと同じことがスイムのキックでも言えるのではないでしょうか?

いくら2ビートで負担が減っているとはいえ、普段から鍛えていなければやっぱり疲れます。

しかも普段は100mずつのインターバルだったり、25毎に壁キックがあってバタ足は休んでいたりするのが、IRONMANともなればほとんどの人は1時間以上打ちっぱなしです。

そこで、普段の練習では6ビート、バタフライのキックなどを取り入れて、キックのスキル向上、筋力や持久力の向上を狙ったほうが良いと考えています。

 

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私も元々は不要と考えてキック練習はしていなかったのですが、朝スイムを始めて50mハードや100mハード、もっと長い時もラスト50mの追い込みなどでは積極的にキックを打つようになりました。

その結果、朝スイムへはバイクで30分ほど掛けて通っているのですが、帰りのバイク序盤での足の重さがなくなってきました。

いつもトライアスロンでもバイクの序盤ではハムストから臀部にかけて疲労感とか重さの様な感覚があったのですが、先日のIRONMAN KONAではそれがありませんでした。

その様な改善にも、キックを練習するようになったことがプラスに働いていると考えています。

 

まとめ

トライアスロンでは『2ビートで軽く打つだけだから』『ウェット着てるから浮く』などの理由でキック練習をあまりしない人も多いと思います。

しかし、レースでもうまく使えると楽になったり安全に泳げる場面があります。

また、バイクに脚を残すためにも日頃から鍛えておく必要があると考えられます。

みなさんもキック練習を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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